健康

物忘れや記憶力低下のメカニズムと予防法

物忘れや記憶両区の低下のメカニズムと対処法

最近、物忘れが激しいと感じることはありませんか? 「顔は分かるけど名前が思い出せない」とか、「買い物へ行ったのに何を買おうとしていたのか思い出せない」ということは誰にでもあることです。若い時にはそれほど物忘れをしないものですが、年齢を重ねるごとに物忘れしやすくなったり記憶力が低下したりするのには理由があるのでしょうか? 今回は、そんな加齢による物忘れのメカニズムと予防法についてまとめました。

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物忘れや記憶力低下の原因とは?

加齢による物忘れ ‐ メカニズムとは?

記憶の仕組み

“記憶”には種類が合って、大きく分けると「短期記憶」「長期記憶」という2種類があります。短期記憶とは、「今朝何を食べたか?」「誰に出会ったか」などの日常的な出来事や新しく記憶した情報などの比較的新しい記憶です。これらの記憶は次から次へと入ってくる情報で、脳の奥のほうにある“海馬”と呼ばれる器官に集まってきます。この“海馬“と呼ばれる部分には記憶できる容量が限られています。そこで次々に入ってくる情報は海馬で整理され、記憶として残したい必要な情報と不必要な情報に振り分けられます
物忘れや記憶のカギは海馬にある
ここで記憶に残すべきだと判断された情報は「大脳皮質」と呼ばれる部分に蓄積されて「長期記憶」として残されていくのです。このように長期記憶として納められた記憶は容易に忘れることがないため、昨日の晩ご飯の内容を忘れても仕事の手順や昔の記憶は忘れることがありません。

物忘れのメカニズムとは?

物忘れというのは大脳皮質に蓄積された“長期記憶”ではなく、海馬に納められている数分前~数か月程度の“短期記憶”が低下することによって生じます。“短期記憶”をつかさどる「海馬」という器官は、非常に小さくて繊細な部分です。例えば酸素不足強いストレスを感じると、海馬はダメージを受けて神経細胞が減少したり機能が低下したりします。また、年を重ねることによる脳血液の減少も海馬の機能低下につながります。

このように海馬の神経細胞の減少や機能が低下すると、新しく入ってくる情報を整理し必要か不必要かを振り分ける能力が正常にはたらかなくなり、新しい記憶を受け入れることができなくなってしまいます。これがいわゆる“物忘れ”という状態です。
海馬に何らかのダメージが加わると物忘れを引き起こしやすくなる

物忘れ・記憶力低下を予防する方法とは?

物忘れのメカニズムに、脳の“海馬”が大きく関わっていることが分かりました。その海馬の機能が低下する原因である“加齢”というものを止めることはできませんが、脳に“刺激”を与え活性化させることによって物忘れを予防したり、記憶力をアップさせたりすることは可能です
脳の海馬を刺激して記憶力をアップさせよう

海馬に刺激を与える

次々に大量の情報が集まる海馬ですが、記憶に残すべき情報かそうでないかを判断するうえで重要なのはそれに伴う「感情」だといわれています。例えば嬉しかった出来事や怖かった出来事など、“喜怒哀楽”の感情が伴う出来事は海馬にインパクトを与え、記憶に残すべきものだと優先される傾向にあります。毎日の生活が単調だと感情を伴う出来事が少なくなってしまいます。そこで、意識的に感情を動かすようにしましょう。例えば、好きな映画を見る・泣ける小説を読む・好きな音楽を聴く・・・など、楽しんだり感動したりすることで脳に刺激を与えることができます。何か新しい趣味を持つのもいいですね。
喜怒哀楽を表現することによって海馬を刺激する

バランスの良い食事

ジャンクフードや動物性油が多い食品は、脳に血液が届きにくくなってしまいます。これらはできるだけ控えるようにしましょう。さらに、脳に良いといわれる食品には、青魚やナッツ類、カフェインなど色々なものがあります。いずれにしても何かに偏らず毎日バランスの良い食事をとることによって脳に必要な栄養が行きわたるようにすることが大切です。また、食事の際によく噛んで食べることは海馬を刺激するといわれています。しっかり噛んで食べることを習慣にしましょう。
脳の活性化のためにバランスが取れた食事を摂る

ストレス解消と睡眠

記憶をつかさどる海馬は、強いストレスを受けるとダメージを受け機能が低下します。例えば、「極度の緊張で頭が真っ白になり、覚えてきたことを忘れてしまった・・・」という経験がある人もいるかもしれません。また、そこまで強いストレスでなくても長い期間にわたって何らかのストレスにさらされると、集中力が低下して記憶が正常に作られなくなることもあります。自分なりのストレス解消法やリラックス法を見つけて、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。また、質の高い睡眠はカラダだけでなく、脳をしっかり休めるうえで欠かせません。睡眠を十分に取ることによって脳は記憶の整理をしたり脳細胞の修復をしたりすることができます。
脳をしっかり休めて活性化させるために質の良い睡眠は重要

物忘れ予防のカギは“海馬”のダメージを防ぐこと

いかがでしたか? たんに年を取ったから物忘れがひどくなる・・・というだけではなく、脳の記憶を整理する“海馬”のはたらきが低下することによって物忘れや記憶力の低下を招くことが分かりました。“海馬”は小さくて非常にデリケートな器官です。日々のストレスや睡眠不足、栄養の偏りなどの生活習慣からダメージが蓄積されていき“海馬”が正常に機能しにくくなるのです。これからは脳の健康のためにも規則正しい生活を送ること、感情を動かすような活動を取り入れることで、大切な脳をいたわったり適度な刺激を与えたりしてどんどん活性化させていきたいですね!


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女性なら誰もが憧れる「美肌」。美肌をキープしている女性は化粧品だけでなく食べ物や飲み物、睡眠など毎日の習慣にも気を配っています。美肌は健康的なライフスタイルから得られるもの。このブログでは美肌に役立つ情報を“スキンケア”“健康”“ダイエット”など様々な視点からまとめました。