健康

奇跡の野菜!ビーツの美容・健康効果とは?

ビートの美容・健康効果とは?

近年、美容・健康に敏感な人たちの間で話題の野菜「ビーツ」を知っていますか? 有名なロシアの伝統料理「ボルシチ」に入っている赤カブによく似た野菜のことです。ボルシチの鮮やかな赤い色は着色料を使っているわけではなくビーツが持つ天然の色です。ビーツはまだ日本ではそれほど馴染みがない野菜ですが、高い栄養効果から海外では“奇跡の野菜”として一般的に食べられています。そこで今回は、そんな“奇跡の野菜”ビーツの美容・健康効果についてまとめました。

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ビーツの美容・健康効果とは?

ビーツは赤カブの種類?

見た目が濃い赤紫色でカブのような形のビーツは、赤カブの一種と間違われやすいのですが全く違います。赤カブはアブラナ科なのに対してビーツはアカザ科。アカザ科はホウレン草の仲間で地中海原産のサトウダイコン(甜菜)の一種です。輪切りにスライスするとグルグルと同心円状に赤い輪になっているのが特徴的。海外では“レッドビート”や“テーブルビート”として親しまれています。日本で栽培されているのは鮮やかな赤紫色のものが一般的ですが、ビーツには赤色だけでなく白や黄色の種類もあります。甜菜糖の原料と同じ種類なだけあってビーツには糖分が多く含まれておりやさしい甘みが特徴です。

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健康効果が高いビーツにはいろいろな種類がある

ビーツの美容・健康効果とは?

高い抗酸化作用

鮮やかな赤紫色のビーツ。この色素はポリフェノールの一種で“ベタシアニン”と呼ばれる成分です。赤ワインやブルーベリーの色の元になる“アントシアニン”にも高い抗酸化作用があることで知られていますが、ベタシアニンには様々なポリフェノールの中でもトップクラスの強力な抗酸化作用があるといわれています。抗酸化作用といえば肌のシミやシワなどの美容面でのアンチエイジング効果をイメージするかもしれませんが、血管の老化を防ぐ効果も期待できます。血管を若々しく保つことで動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病予防効果があるだけでなく、ガンの予防効果もあるといわれています。

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ビーツに含まれるポリフェノールには抗酸化作用がある

腸内環境を整える効果

ビーツには天然のオリゴ糖“ラフィノース”や食物繊維が多く含まれているのが特徴です。ラフィノースは胃や小腸で消化・吸収されずに腸まで直接届くため、腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサになって善玉菌を増やし悪玉菌のはたらきを抑制する効果が期待できます。こうして腸内環境が整えられると体内の老廃物がスムーズに排出されて便秘解消効果や肌荒れ予防できるだけでなく、中性脂肪の低下や血糖値の上昇を抑制する効果が期待できます。

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ビーツの効果-腸内環境を整える

注目成分「NO(エヌオー)」

近年注目されている成分「NO(エヌオー)」は一酸化窒素のこと。ビーツに含まれる「硝酸塩」が体内で一酸化窒素(NO)を生成します。一酸化窒素と聞くとカラダに良くない成分のイメージがあるかもしれませんが、私たちのカラダにとって非常に大切な役割を果たしていることが近年明らかになってきたのです。体内で生成される一酸化窒素「NO(エヌオー)」には血管拡張作用があり、血管を柔らかくして血栓ができることを予防する効果があることが分かっています。このように血管が柔らかくなることで血圧を下げる効果があることも確認されています。さらに、血行が改善されることで疲労回復効果や持久力アップ効果、基礎代謝の向上や運動能力の向上など健康にもダイエットにもつながる効果が期待されています。実際、イギリス研究ではビーツを食べることによって持久力が16%アップしたという結果が出たそうです。すごいですね!
ビーツに含まれる「NO(エヌオー)」には血管拡張作用がある

貧血の改善効果

ビーツには貧血対策に有効な鉄分や葉酸が豊富に含まれています。鉄分が不足すると血液中のヘモグロビンが減少し、体内に必要な酸素が運搬されなくなって“鉄欠乏性貧血”を引き起こしやすくなります。葉酸はビタミンB12とともに血液中の赤血球を作り出す「造血作用」があります。このようにビーツには貧血を改善する効果がある鉄分や葉酸が豊富に含まれているので貧血になりやすい女性にうれしい野菜といえそうです。
ビーツの効果-貧血改善

ビーツを食べるときの注意点

ビーツには様々な美容・健康効果が期待できる栄養豊富な野菜ですが、すべての人に効果が表れるわけではありません。また血圧を低下させるといった効果が期待できるからといって、医師から処方された薬を自己判断でやめるようなことのないようにしましょう。さらに、ビーツの美容・健康効果が優れているからといって、食べ過ぎるとかえってカラダに害になることもあります。ここではいくつか注意点をご紹介しましょう。

  1. ビーツに豊富に含まれるオリゴ糖“ラフィノース”や食物繊維で一度にたくさん食べ過ぎるとお腹が緩くなる可能性があります。
  2. ビーツには“ベタシアニン”が多く含まれるので、たくさん食べ過ぎると尿が赤くなる現象(ビーツ尿)が起きる可能性があります。健康に害はないのですがビックリするかもしれません。
  3. ビーツに多く含まれるシュウ酸塩は腎臓結石の原因になる可能性があります。ホウレン草と同じで食べ過ぎには注意が必要です。
健康効果が高いビーツの食べ方

奇跡の野菜“ビーツ”を毎日の食卓に!

いかがでしたか? 今回は、豊富な栄養価から近年話題になっている野菜、ビーツの食べ方や美容・健康効果についてまとめました。一見赤カブのように見える鮮やか赤紫色のビーツですが、ただ色がキレイなだけではありません。鮮やかな色の元になっているポリフェノール「ベタシアニン」の高い抗酸化作用や腸内環境を整える効果がある「ラフィノース」、血管を若々しく柔軟に保つ効果がある物質「NO(エヌオー)」や女性に多い貧血の改善に役立つ鉄分や葉酸など美容と健康を意識する女性にうれしい栄養成分が豊富に含まれる野菜です。スーパーや市場で“ビーツ”を見かけたらぜひ購入してみませんか?


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女性なら誰もが憧れる「美肌」。美肌をキープしている女性は化粧品だけでなく食べ物や飲み物、睡眠など毎日の習慣にも気を配っています。美肌は健康的なライフスタイルから得られるもの。このブログでは美肌に役立つ情報を“スキンケア”“健康”“ダイエット”など様々な視点からまとめました。