スキンケア

米ぬかに美容効果があるって本当?

昔ながらの米ぬかを使って美容効果を得る方法

インターネットや雑誌などでは美容に関する情報であふれ、最新の技術を使用した新しい美容グッズやコスメが次々に発表されている昨今ですが、最近では昔ながらの美容方法が改めて見直されているようです。そのひとつが“米ぬか”で、お米を主食にしてきた日本女性に古くから愛用されてきました。今回は、最近その効果が見直されている“米ぬか”の美容効果と使い方をまとめました。

発酵化粧品の美肌効果とは?
昔ながらの“米ぬか”の美容効果とは

“米ぬか”とは?

一般的にスーパーの店頭などでは精米されたお米が売られているので、“米ぬか”自体を目にすることが少ないかもしれません。収穫されたお米には硬いもみ殻で覆われていて、このもみ殻を取り除いたものが“玄米”。その玄米を精米して白米にする過程で玄米の表面のかたい皮の部分が削られてできる薄茶色のふんわりした粉が“米ぬか”です
米ぬかとは玄米を精米する時にできる粉
春のタケノコの時期になると、一緒にゆでられるようにスーパーの店頭でもタケノコとともに用意されていることがあり、見かけたことがあるかもしれません。米ぬかにはお米全体の栄養素の約75%が含まれているといわれるほど栄養豊富な部分でもあります。

 “米ぬか”の美肌効果

日本では、昔から米ぬかを木綿の袋に入れた“ぬか袋”というものを持ち、石鹸が普及されるようになる明治時代までカラダや顔を洗うときの石鹸代わりに利用してきました。この“ぬか袋”によって肌の汚れを落とし美肌を保っていたといわれています。

保湿効果

米ぬかエキスには“米ぬかセラミド”と呼ばれる成分が含まれています。セラミドは、もともと肌にある成分で皮膚の水分を保ち、肌の乾燥を防ぐはたらきがあります。セラミドによって皮膚のバリア機能が十分にはたらき、外部からの刺激から肌を守って肌荒れなどの肌トラブルを引き起こさないようにしてくれるのです。このように、肌に欠かすことができないセラミドですが、年齢とともに減少していきます。
米ぬかの美容効果のひとつは肌のバリア機能を高めるセラミドを増やす
また、若くてもセラミドが少ない人の場合には乾燥によるかゆみや炎症、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルが生じやすいといわれています。米ぬかセラミドを補うことによって肌の水分量をキープできるようになると、透明感があるしっとりとした潤い肌を手に入れることに役立ちます。さらに米ぬかエキスにふくまれる“オリザブラン”という水溶性の成分は、肌に潤いを与えて肌荒れや乾燥を防ぐ効果がありますので、しっとりとしたツヤのある肌に導いてくれます。
米ぬかの美容効果のひとつは保湿効果

美白効果

米ぬかエキスには“γ-オリザノール”という成分が含まれています。この成分は酸化を抑制する作用(抗酸化作用)を持つ米ぬか特有の成分で、紫外線を浴びたときに肌が黒くなる原因になるチロシナーゼという酵素を抑制し、シミやくすみの原因となるメラニン色素が増えないようにするはたらきがあります。さらにγ-オリザノールには血行を促進させるはたらきがあるので、肌の新陳代謝が促されすでにできてしまった色素沈着をすみやかに排出させて美白に導く効果が期待できます。
米ぬかは肌のメラニンを排出して美白効果が期待できる

美肌効果

米ぬかエキスには、ビタミンB2・B6・ナイアシンといったビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は“美容のビタミン”と呼ばれるほど美肌作りに欠かすことができない成分です。皮膚や粘膜を強化したり皮膚の細胞分裂を活発化させたりして肌のターンオーバー正常化させ、肌荒れを防ぎ美肌へと導いてくれます。さらに、米ぬかエキスに含まれているビタミンEは、強い抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、血行を促進する効果で新陳代謝を活発化させ、肌の黒ずみなどを防止して美しい肌をキープする効果が期待できます。
米ぬかの美容効果のひとつはアンチエイジング効果

“米ぬか”を使ってみよう

米ぬかの入手方法

“米ぬか”はお米屋さんやコイン精米所、スーパーマーケットやインターネットでも手に入れることができます(置いていないところもあります)。米ぬかといっても粒子の荒いものからキメ細かいものまであるため、精米所やお米屋さんなどで手に入れる場合には使用する前に粉ふるいなどで粒子が細かい部分だけを選ぶと肌にやさしく美容効果が高まります
米ぬかはコイン精米所でも手に入る

保存方法

意外に思われるかもしれませんが、“米ぬか”は生もので放っておくと傷みやすいのです。購入したら新鮮なうちにビニール袋などに小分けして冷蔵庫、または冷凍保存するようにしましょう。できるだけ早く使い切ることが大切です。

米ぬか洗顔の方法

  1. ガーゼや古いハンカチなどに米ぬかを大さじ2~3杯を入れ、袋の口を輪ゴムなどでしっかり閉じて“ぬか袋を作ります”。
  2. ぬか袋を40℃ほどのお湯につけて揉みだします。しばらくするとなめらかな乳白色になります。
  3. しっかりと湿らせたぬか袋をやさしく顔に滑らせて洗顔します。
  4. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。
米ぬか洗顔にはガーゼなどを活用できる
  • 洗顔する時にこすり過ぎないようにやさしく洗いましょう。
  • 週に1、2回を目安にしましょう。
  • 袋は繰り返し使えますが米ぬかは使い終わったら毎回捨てましょう。

米ぬかパックの方法

  1. 米ぬか大さじ2、ハチミツ大さじ1、ぬるま湯大さじ1を用意しましょう。
  2. 米ぬかにハチミツとぬるま湯を加えて溶かします。少し硬めがポイント!
  3. 肌に塗って5分ほど置いてからよく洗い流しましょう。
米ぬかで手作りパックをしてみよう

米ぬか洗顔やパックを行う場合はあらかじめ少量の米ぬかをお湯で溶きパッチテストを行いましょう。まれに肌に合わない可能性があります。

昔ながらの“米ぬか”で美容効果を

いかがでしたか? 今回は、近年見直されている昔ながらの“米ぬか”の美容効果についてまとめました。本来なら捨ててしまう“米ぬか”は栄養豊富で美肌にも役立つ様々な成分が含まれています。保湿効果や美白効果、アンチエイジング効果など洗顔するだけでも驚くほどの美容効果が期待できます。ただし一度使用した米ぬかは捨てて、毎回新しいものを使用するようにしましょう。少し手間がかかりますが、無添加でナチュラルな素材を活用して健やかな肌を手に入れたいですね!


ABOUT ME
blueflower
blueflower
女性なら誰もが憧れる「美肌」。美肌をキープしている女性は化粧品だけでなく食べ物や飲み物、睡眠など毎日の習慣にも気を配っています。美肌は健康的なライフスタイルから得られるもの。このブログでは美肌に役立つ情報を“スキンケア”“健康”“ダイエット”など様々な視点からまとめました。