スキンケア

乾燥肌用化粧品に配合されているとうれしい保湿成分

何か悩みがある女性のイメージ

季節を問わず気になる乾燥肌。乾燥は肌荒れだけではなくシミ・くすみ・肌のたるみなどを引き起こす原因にもなりますから乾燥肌対策をしっかりとしたいものです。そのためにも保湿成分が配合された化粧品が欠かせませんが、具体的にどのような成分が乾燥肌に効果があるかをご存知ですか? 世の中には保湿効果を謳う化粧品がたくさんありますが、今回は乾燥肌用化粧品に配合されているとうれしい保湿成分をご紹介します

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乾燥肌の状態とは

私たちの皮膚は大きく分けて「表皮」と「真皮」の2層からなっています。この厚さはわずか0.4~1.5mmほどしかありません。一番表面に「角質層」はわずか0.02mmの薄さですが、肌内部の水分をキープして潤いを保つためにセラミドなどを含む「細胞間脂質」や「天然保湿因子(NMF)」、肌から水分が蒸発するのを防ぐ皮脂などが積み重なり、外部からの刺激から肌を守るバリア機能の役割を果たしています。ところが、何らかの理由で皮脂の分泌が減少したり細胞間脂質が減ったりすると角質層のバランスが崩れ、肌が水分を保てなくなり乾燥してしまいます
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つまり、乾燥肌は角質層の中でうるおい保つはたらきをしている細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)が不足しているため、これらの成分を補うことが重要になってくるのです。

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セラミド

乾燥肌を防ぐために欠かせない保湿成分のひとつは「セラミド」です。セラミドは細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」のひとつ。細胞間脂質というのはわずか0.02mmほどの角質層の中にある細胞と細胞の隙間を埋める油分の一種のこと。セラミドには水分をはさみ込んで保持し肌の内部のうるおいを保つ重要な役割があります。もともと人のカラダに備わっているセラミドは加齢や外的な要因で減少していくため、乾燥肌対策として肌の外から補うことが必要になってくるのです。
乾燥肌に効果がある成分でうるおいを
「セラミド」といってもいくつかの種類があり、酵母を元にして人間の皮膚が持っているセラミドとほぼ同じ構造で作られた「ヒト型セラミド」、馬などの動物の脊髄などから抽出した「天然セラミド(動物性セラミド)」、米ぬか・大豆などの植物から抽出した「植物性セラミド」、石油原料から科学的に合成された「合成セラミド」の4種類に分けられます。この中でも美容成分としておすすめなのは「ヒト型セラミド」で人間の持つセラミドと構造が似ているため保湿効果が高いのです。化粧品の成分表示欄には「セラミド1」、「セラミド2」など数字が表記されています。

アミノ酸

乾燥肌対策に効果が高い成分である「アミノ酸」は、もともと人の角質層にあってうるおい保つはたらきをしている「天然保湿因子(NMF)」の約40%を占めています。天然保湿成分(NMF)も加齢や外的な要因で減少していきます。乾燥肌の人はアミノ酸が不足している場合がほとんどですから純度が高いアミノ酸配合の化粧品を選ぶようにしましょう。アミノ酸は分子が小さいので肌に吸収されやすく乾燥肌に効果があります。化粧品の成分表示欄には「アミノ酸」ではなく“グリシン”、“アラニン”、“プロリン”、“グルタミン酸”、“アルギニン”などアミノ酸の一つ一つの成分名で記載されています。自分に合ったものを選びましょう。
乾燥肌化粧品にはアミノ酸が配合されているものがおすすめ

ヒアルロン酸

乾燥肌に効果的な保湿成分として配合されることが多い「ヒアルロン酸」は、肌の真皮にゼリー状に存在して水分をかかえ込むように保ち肌を保湿するはたらきがあります。ヒアルロン酸はわずか1gで6Lもの水分を蓄えることができるといわれています。皮膚の中ではコラーゲンやエラスチンなどの他の成分の隙間を埋めることで肌の乾燥を防ぎうるおいを保ちます。肌のバリア機能の低下などによってヒアルロン酸が減少していくため化粧品で補うことが必要です。化粧品成分として一般的なヒアルロン酸は、乳酸菌などの微生物から発酵させて作られた「ヒアルロン酸Na(ナトリウム)」がほとんどです。
乾燥肌化粧品にはヒアルロン酸配合のものがおすすめ

プロテオグリカン

近年注目されている保湿成分「プロテオグリカン」は、人の皮膚にもともと存在する成分です。プロテオグリカンは保水力が非常に高く、高い保湿力で知られるヒアルロン酸の1.3倍もの保水力があるといわれています。またヒアルロン酸と同じように細胞と細胞の間に合って水分を蓄えるはたらきがあります。さらに、研究によるとコラーゲンやヒアルロン酸などの生成を促すはたらきもあるようです。プロテオグリカンは鮭の鼻にある軟骨部分から抽出されています。高い保湿効果が得られるので注目の成分です
乾燥肌化粧品にはプロテオグリカン配合がおすすめ

コラーゲン

保湿成分としてなじみ深い「コラーゲン」は、タンパク質の一種で「ヒアルロン酸」と同じように肌の真皮に存在する成分です。コラーゲンは真皮の中で網目状に張り巡らせて細胞と細胞を接着剤のようにつなぎ止めうるおいと弾力がある肌を保つはたらきがあります。化粧品としてコラーゲンを肌の上から塗る場合には本来存在する真皮まで浸透できないのですが、近年の研究によればコラーゲンを塗ることで肌のコラーゲン増殖を促進する可能性が指摘されています。通常のコラーゲンは分子が大きく肌への浸透が低いといわれていますが、角質層へ浸透しやすいように分子を小さくした「低分子コラーゲン」や「ナノ化コラーゲン」と呼ばれるものを選ぶと乾燥肌の対策に効果的です。

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乾燥肌化粧品にはコラーゲン配合がおすすめ

自分に合った保湿成分を選ぼう

いかがでしたか? 今回は乾燥肌用の化粧品に配合されているとうれしい保湿成分をご紹介しました。乾燥肌はさまざまな要因で皮脂の分泌が減少したり細胞間脂質が減ったりして角質層のバランスが崩れた状態。乾燥肌を改善するためには足りなくなったうるおい成分をしっかりと補給してあげましょう。保湿成分にも種類があり同じ成分でも肌に浸透しやすいものと、安い代わりに人工的に合成されたあまり効果が得られないものがあります。購入する時は成分表示を確認して、肌になじみやすい成分が配合されているかをチェックしましょう。


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女性なら誰もが憧れる「美肌」。美肌をキープしている女性は化粧品だけでなく食べ物や飲み物、睡眠など毎日の習慣にも気を配っています。美肌は健康的なライフスタイルから得られるもの。このブログでは美肌に役立つ情報を“スキンケア”“健康”“ダイエット”など様々な視点からまとめました。